高倉健さんが患った病気、悪性リンパ腫とは
渋い俳優さんで有名な高倉健さん、映画の「幸福の黄色いハンカチ」「鉄道員」が強く誠実で大人の俳優さんっていうイメージでした。
そんあ高倉健さんですが最期は”悪性リンパ腫”という病気を患っていました。
病名だけではリンパ腫、悪性とついていますのでなんとなく悪い病気なのかなって思うくらいです。
そこで今回は
について説明していきます。
悪性リンパ腫とは
悪性リンパ腫とは白血病、多発性骨髄腫に並ぶ血液の三大悪性腫瘍の1つです。
いわゆる血液のがんです。本来免疫細胞であるリンパ球をがんにしたものであり、リンパ管やリンパ節ががん化し、腫れやしこりとなって現れます。
リンパ系は身体全身を巡っていることから、悪性腫瘍は身体のどこに現れるかが決まっておらず、リンパ管やリンパ節の他、臓器にも発生する恐れもあります。
悪性リンパ腫の症状
悪性リンパ腫の一般的な症状はリンパ節の腫大。つまりリンパが腫れること。
外から簡単に触れることができる首や足の付け根、脇の下にリンパ節で確認することができます。
しこりかなぁって思ったときは病院に行って医師に相談してみて下さい。
悪性リンパ腫は大きく
・ホジキンリンパ腫
に分かれています。
ホジキンリンパ腫では、首付近のリンパ節が腫れやすく、非ホジキンリンパ腫では脇の下や足の付け根のリンパ節が腫れやすいと知られています。
その他にも
・発熱
・寝汗
・体重が減る
といった症状が特徴です。
ゆっくり進行する悪性リンパ腫の場合、主な症状はリンパ節の腫大や、脾臓の腫大ですが、血液を作る骨髄の機能が抑えられしまうため、貧血などの症状も現れます。
その他の症状には
・血管や神経の圧迫によるむくみ
・しびれ
・息が苦しくなる
といったリンパ腫の腫れによって血管や、気管や神経などに影響しています。
白血病は発症時からすでに全身に広がっている病気と考えるのですが、悪性リンパ腫はたいていリンパ球による塊を形成して増えていくものですから、病気の進行程度を知るためにリンパ球の塊が体のどこまで広がってるのかを知る必要があります。
悪性リンパ腫の治療法
手術(外科療法)
がん病巣を手術で除去する療法で、原発巣だけではなく、他の部位に転移した転移巣も取り除きます。
抗がん剤(化学療法)
化学r物質(抗がん剤)を利用してがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破棄する治療法です。全身のがん細胞を攻撃・破壊し、体のどこに細胞があっても攻撃することができる全身療法です。
悪性リンパ腫の治療は基本的に化学療法が中心に行われることが特徴です。
放射線療法
腫瘍の成長を遅らせるために、あるいは縮小されるために放射線を使用する治療法です。がんに侵された臓器の機能を形態の温存が出来ます。また、がんの局所療法であるため、全身的は影響が少なく、高齢者にも適応できる患者にやさしいがん治療です。
悪性リンパ腫の病期と余命
もしも身近なひとや自分に罹る病気だとすればそれは治るのだろうか。がんだから余命はどうなるんだって気になるところです。
<ホジキンリンパ腫>
ホジキンリンパ腫の場合、5年生存率はⅠ期で91.4%、Ⅱ期で84.6%、Ⅲ期で65.3%、Ⅳ期で44.7%とされており全症例の平均5年生存率は76.6%とされています。
一方、非ホジキンリンパ腫>ではⅠ期の生存率が86.7%。Ⅱ期が74.3%、Ⅲ期が64.0%、Ⅳ期が54.6%とされており、全症例の平均5年生存率は68.3%とされています。
分類は
Ⅰ期
消化管に限局した腫瘍で単発または多発的に出現した場合をさします。
Ⅱ期
消化管で発生した腫瘍が腹腔内に進展した場合を指します。
Ⅲ期
近接の臓器または組織へ進展する漿膜の湿潤の場合を指します。
Ⅳ期
リンパ外での藩種性湿潤または消化管病変に横隔膜を越えたリンパ節病変を伴う場合をさします。
まとめ
以外と血液の病気って白血病ってイメージがまだまだあるかと思いますが、血液の病気でもまだまだ種類はありますし病名だけでも知っていただけると知恵袋をして役立つかもしれませんよね。まだ、まだ素人ブログですので講義みたいになってしまいます。
ご了承ください。